いまどきの七五三事情
コラム
着物の紋の意味
七五三といったらやはり着物がつき物です。正式な男の子の着物には、5つ紋が入っています。実はこの紋には意味があるのですが、これについては知っている人は少ないと思いますので、説明しておきたいと思います。
まず、着物の紋は三種類あって、5つ紋、3つ紋、1つ紋になります。紋の多い順番に格が高くなっていくのです。紋の入れ方にも種類があって、染め紋、縫い紋、張付紋、石持と呼ばれるものです。
紋入れの中では、染め抜きが一番格の高いものになります。5つ紋について説明しておくと、背紋を一つ、袖紋を後袖に一つずつ、おまけに両胸の位置にも一つ紋を入れたものを指します。これは、正礼装の着物にだけ用いられるもので、必ず染め抜きの日向紋といわれるものを5つ入れるのが一般的とされています。
では、なぜ日向紋を5つなのかといいますと、これが正式な紋とされているからです。七五三であっても、お宮参りであっても、必ず染め抜きの日向紋を5つ入れるようにします。普段は洋服だと思いますし、家紋について別に関心が無いという人もいると思います。ですが、七五三には家紋が必要となるところも多いのではないかと思います。
この機会に、自分のところの家紋がどういったものかを調べておくのもいいのではないかと思います。実際、自分が生まれた家の家紋の一つくらいは知っておいたほうがいいと思います。珍しい家紋の場合は、紋入れに時間がかかってしまうこともありますので、七五三などの行事の前には必ず確認しておいたほうがいいでしょう。
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